声の欄 アクセルとブレーキ踏み違え事故件数はすべての世代で起こっている 交通事故総合分析センターの統計を根拠に言及し 国土交通省は誤発信防止付きの車の普及に取り組むべきとの67歳の方の記事
2015/12/05
12月4日付の朝日新聞声の欄と投稿を読んで。
定年退職者とみられる67歳の方の投稿を読んで、単なる思い込みでなく、根拠となる証拠を基に淡々と意見を述べておられる記事をみた。
一部引用させていただくと 「交通事故総合分析センターのまとめでは、踏み違い事故は昨年8844人・・・・件数自体は20歳代が最多でどの世代でも起こっている」
この投稿の最後に、「国土交通省は・・自動車の誤発信防止装置の装備を、普及させるよう取り組んでほしい」と結ばれている。
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正確な情報を社会に伝える使命を持つメディアが、統計には無頓着、高齢運転者の運転事故の場合、個々の事例をことさらに目立つ見出しにして報道し、誤った思い込みを世間に植え付けている記事が多い。
警察庁の交通管理当事者までが、自らが収集した統計には無頓着で、高齢者運転が社会に脅威を与えているような間違った摺り込みを社会に与えている。
社会に影響力の強大な国家権力組織やマスメディアは、科学的に検証可能な証拠に基づいた正しい情報を提供する義務がある。
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