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軽乗用車 衝撃に弱く致死重傷率の高い高齢運転者にとって危険な車 この事実を国土交通省や警察庁は高齢者に正しく知らせるべきだ 敬老の日と秋の交通安全運動に思う

2015/09/22

下のグラフは75歳以上(熟年高齢者)の利用車種別の道路交通暴露量と運転者の単独事故の死亡・重傷率の構成率を示したものである。暴露量とは実際に道路を走行した総台数と走行距離を掛けた量で、走行台キロメーターが最も有効であるがその車種別データベースはない。

したがってここでは追突された事故の頻度から推定した疑似暴露量が用いられている。1)

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これで見ると3種の車種区分の暴露量構成率と重大事故の構成率の傾向が反対になっていることが分かる。

この関係を見やすくために、死亡・重傷構成率を交通暴露構成率で割った比の構成率を見てみたのが下の円グラフである。

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上記の普通乗用車と軽乗用車の比率は、主に車での移動を生活のために使っている熟年高齢者の実情に近いと見られ、これらの人々の半数以上が利用していると推定される軽乗用車は、普通乗用車より1.6倍死亡・重傷の危険が大きいと判断される。

農村地帯で高齢農業者が利用しているピックアップ貨物車についてはおそらく乗用車より3~4の危険率であるとみられる。

これは、運転者の単独事故だけの場合であり、車相互の事故の事故の場合には軽量車両の受ける衝撃力はより大きいことが推定される。

ここでも、高齢者の重大事故を高齢者の運転欠陥だけとするキャンペーンが、いかに短絡的間違いだということがわかる一例でもある。

高齢運転者も交通弱者として認識すべきである。

1)高齢運転者の車両単独事故 竹本 宗、交通事故総合分析センター第17回研究発表会テーマ論文。p13、注17より。 http://www.itarda.or.jp/ws/pdf/h26/17_03korei.pdf

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