日本にもあった運転の安全情報として使える道路標識
安全走行に役立つ道路標識の例。夜間走行の時必要不可欠な安全情報の実例。
これは長良川左岸(岐阜県)墨俣橋から北上する堤防道路に設置されている速度標識である。
この道路の標準規制速度は50km/hと設定されているようだが、進行に従った画像、
最初の速度標識 その先に路面にもカーブ注意標識
2015/8/12 12h17m41s 2015/8/12 12h17m43s
カーブの方向を示す標識、夜間には必要不可欠であるはず。
2015/8/12 12h17m43s
このカーブの様子の画像、対向車側だからかガードレールの端面表示なし。
2015/8/12 12h17m51s
下のグラフは、この標識に従って走ってみた時の速度と加速度を記録したものである。
最初の左カーブでは最低速度25.2km/h、次の右カーブでは33.3km/hで通過した例である。
上のグラフは、この走行時の加速度の記録で、青色は減速(負)加速(正)の重力単位で表した値である。オレンジ色は遠心加速度で左カーブが(正)、右カーブが(負)を表す。
これを見ると、減速・加速、左右カーブ通過時の最大加速度は重力加速度の1/5~1/4でかなりきついことが分かる、乾いた日の正常なタイヤの場合1/3重力加速度が安全加速度といわれている。運転者は雨の日や対向車のある場合はこの標識を目安により減速の判断が必要である。
私の経験では、この一連の道路標識システムはアメリカなどでは標準的なもので、道路管理者の表示責任義務と思われる。
もう一つ、右カーブ直前のガードレール端面には小さいながら衝突警告表示が設置されている。
走行経路の俯瞰図を下に示す。走行は画面下か上に向かって通り抜ける場合で、数字は速さ、上記のグラフに対応する。
この実験走行では、進入速度と脱出速度はそれぞれ65km/h強と記録されているが、通常の実勢速度はこの程度である。
ここで見られた安全情報方式の道路標識はまれな例で、この長良川両岸の堤防道路では他のほとんどの箇所では、道路管理の属性と思われる50km/hの速度標識が道路の状況とは無関係に一定間隔で建てられている。
道路管理者の安全に対する無責任が当たり前、危険な標識に無関心なわれわれに摺りこまれた習性はどこから来ているのであろうか?
このブログで以前に指摘したように、とても曲がりけれない急カーブの直前にも50km/hのポストが無責任に立てられている。
危険な道路標識 不合理な道路管理者の精神構造と それを無視することで安全を確保しなければならない道路利用者の状況 2015/06/08