コンテンツへスキップ

この時期に大切なことは 狂気の20世紀前半に生を受け 過酷な人生を過ごした世代を知り 二度と繰り返さないことだ

2015/07/29
tags:

2012年に書いたわたくしのブログ記事。 つたない記事ですが、この時期にもう一度再投稿する気持ちに駆られて。

狂気の20世紀前半に生を受け過酷な人生を過ごした世代 私の知り合った人々

2012/09/28

最近の日・韓・中・台湾のニュースを見るにつけ、社会の危機的状態で発生する生の人間の行動を体験したことのない現在の指導層世代の人々、何と観念的あるいは短絡的な思い付きの議論に終始しているかが実感される。

国と国との争いを云う前に、20世紀、極東・西ヨーロッパの文化の発達した国々で起こった悲劇、国の中、同民族の間、または隣人の間で如何に残酷で過酷な争いが行われてきたか。これは、残念ながら人間の本性としか思われない歴史的事実である。

私の想いの源泉は、1967年アメリカの大学で研究生活に入ってから住んでいた町で出会った人達、主にアメリカで生活している極東系の人々との個人的付き合いからである。

私の最も親かったいまは亡き尊敬する一人、韓国の名門家系に生まれ、日本統治時代、日本人学校で初等教育を受け、日本の敗戦後ソウル大学を卒業、朝鮮戦争に遭遇、韓国軍の補給船の司計長として兵役を回避し、朝鮮戦争終結後カナダの大学院に入学、博士の学位取得後アメリカの州立大学に就職、アメリカの大学教授を歴任、その間1970年代、韓国の法曹界の重鎮であったご尊父を当時の政治的陰謀と推測される事故で亡くされた。彼はアメリカ国籍を取得されていたため、韓国の軍政時代にも韓国で拘束される恐れがなく親族のために何度か帰国されていた。

日本統治時代の日本警察の動性、朝鮮戦争中の恐怖にかられた民間人同士の憎しみと暴行、補給船で冬季戦争避難民を甲板で運んだ時一部の女性の生き抜くためのしたたか行動と乗組員との関係、また彼の親戚の青年が日本の官憲に拷問され精神を傷め廃人になった人の話など。

これは、通算30年以上の付き合いの中での会話、人間の極度の恐怖を背景にした危機的状態にある時起こす悲しい性として、民族の違いや文化、国家権力あるいは善悪についての議論にすりかえることなく、事実として話し合いました。

私も、11歳まで軍国少年として教育され、幸い親族の中に戦死者はありませんでしたが、アメリカ軍の空襲で生家を焼かれ、敗戦、アメリカ軍の駐留が近くになったのを聞き中国での占領経験のある元兵士のの狼狽ぶり、手ノ平を返したようにアメリカ軍の権力にすがってうまくやった大人社会、子供なりに感ずるところがあり、私の性格形成に少なからず影響を受けたと思っています。

その他、敗戦から20年余りしてアメリカで知り合った過酷な境遇を過ごしてきた日系の人たち。また、退役後大学院で勉強していた海軍通信兵、韓国、台湾の留学生、インドで教育を受け博士の学位を持ってアメリカで職を得た研究者、対日戦争の記憶から抜けきらない一般のアメリカ人、朝鮮戦争に従軍し休暇での日本の歓楽街の思い出を語る退役アメリカ兵。

199o年代、2度訪れた韓国南極基地での1ヶ月余りの共同生活、いろいろな個人的付き合いの経験をしてきました。

ここで得た大切な知恵は、人間の本性を知り、悲劇的な側面をエスカレートさせない工夫であると云うことです。

政治家や経済の実権を握る人たち、己の権力や利益の為に社会の危機的状況を利用することが、やがて自分を含め全てを破局的な結末に終わらせる事になる「人間学」を勉強すべきと痛感します。

昨今のニュースを見るにつけ、私の表現力では書ききれない難しいテーマに敢えて挑戦してみました。

https://spaceglow.wordpress.com/2012/09/28/%E7%8B%82%E6%B0%97%E3%81%AE20%E4%B8%96%E7%B4%80%E5%89%8D%E5%8D%8A%E3%81%AB%E7%94%9F%E3%82%92%E5%8F%97%E3%81%91%E9%81%8E%E9%85%B7%E3%81%AA%E4%BA%BA%E7%94%9F%E3%82%92%E9%81%8E%E3%81%94%E3%81%97%E3%81%9F/

No comments yet

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。