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交通手段の違いによる事故死亡率の評価の難しさ

2015/07/26

交通事故危険率の表し方として考えられるのは、

事故発生率=事故件数(死亡数、重傷数、軽傷数)/基準母数(利用回数、走行距離数、利用時間)

であるがこれらは事故評価の一面を評価するにすぎず、どれが社会的な実情を最も正しく表しているかを判断するのが難しい。

下表はその一例で

image

http://internationaltransportforum.org/Pub/pdf/12Cycle-Safety.pdf

オランダからデンマークまでは10億キロメートル走行当たりの事故数(死者または死傷者数)、アメリカは10億回利外出用回数(trips)当たり、ベルギーは利用時間10億分(minutes)当たり、そしてニュージーランドは利用百万時間当たりの死亡または傷害入院数である。

何れも自動車乗車中と比較したものである。

自転車、歩行者の事故データは、一般に、どの国でも正確な記録がなされず実態より少なめの記録になっているとみられる。

したがって国ごとの開きが大きく、また、それを比較するほどの正確さはない。

しかしながら、危険率の順位は、二輪自動車が最も大きく、次いで歩行、または、自転車と見てよいだろう。

ヨーロッパでは、1970年あたりから整備し始めた自転車や歩行道路の安全投資・整備の先進国、オランダ、スイス、イギリスデンマークでも自動車利用中に比べ歩行・自転車利用者の方が危険であるという結果は注目すべきであろう。

ベルギー・ニュージーランドの利用時間当たりの評価は注目に当たるだろう。

アメリカの場合自転車はレジャースポーツ利用であるとみられる。また歩行は大都市部の中心部の低所得者居住地域に限られると想像される。

この様に見てくると、生活や通勤、通学に自転車が多い日本(公共の交通機関利用時にも駅までの交通で必ず歩行や自転車利用が併用される)では、歩行・自転車利用の交通モードの安全政策が最重要であることが分かる。

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