日本の住宅の温度環境と季節死亡率 つづき
2014/12/13
新築住宅のエアーコンディション設備が良くなったといっても、住宅内全域の温度を一定にする状態から程遠く、風呂場や便所など、住宅ではその重要さが認識されていない。特に高齢者が住む築30年以上前の住宅では皆無といっても良い状態であろう。
下記の講演録には温度と循環器病の関係を各種統計データを示して詳細に解説されているが、その中で、住宅設備と特に関係の深い浴室の事故について転載してみる。
循環器病の季節変動 第96回職場保険指導者研修会 講演録
石坂 信和 大阪医科大学無内科学講座内科学Ⅲ教授
http://www.krk-osaka.or.jp/krk/96.pdf
健康な生活は、医療や食品の安全ばかりでなく、石油ストーブのような局部的な危険で非衛生な暖房装置でなく、安全で24時間安定した冷暖房設備を住宅の標準設備とすべきである。
日本では、公共施設や商業施設では先進国並み、あるいはそれ以上であるが、住宅については重要性が認識されていないように思う。
国は、住宅建築の断熱性と安全な冷暖房省エネ設備に関する免税処置など、自動車の省エネ減税と同様に奨励すべきである。
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