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危機的状態でも現場の裁量権を認めない 硬直した中央集権国家 NHKの「証言記録・南相馬市」を見て

2014/09/28

これをを見て感動したのは、誰に命令されるでもなく、病院医療関係者の人たちや現場で同様に被害を受け不安の中にありながら自己判断で行われた助け合いの記録である。

これが、世界では驚異の目で見られ称賛された日本の市民の危機に直面した姿である。

しかし、これらの人々は、政府や社会から表彰されることもなく、名前の記録さえない。たまたまこのようなドキュメンタリー番組で取り上げられ存在が分かった人たちであり、まだほかにたくさんの同様な働きをした人たちがあるだろう。

それに比べ政府関係行政機関・警察組織の権力体制は、組織の硬直した法規順守を隠れ蓑に責任の回避に躍起となり、結果的に被害者の生活をさらに困難にした事実がありながら、その分析や検証はなされていない。

進行中の災害に際し、上位命令権者が現実を知る情報や判断力がないならば、なぜ現場の判断力を信頼し裁量権を認めないのか。信頼できる部下の人たちを組織できて初めて管理職であり。権力を背景に ”やんちゃ坊主” のような行動を許しているわけではない。

権力は、命令を受けて殉職したり、命令により危険を冒して働いた人しか記録し表彰しない組織である。

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