ニューヨーク市交通のVisionZero
Vision Zero Initiative は 1997年にスウェーデンで始まった交通死ゼロを目指す事業である。
この事業の効果は確認されている。
今回ニューヨーク市の市街道路で実行することになった。最も目立つのは市議地での速度制限32km/h(20マイル/時)である。
http://www.nyc.gov/html/visionzero/pages/home/home.html
しかしこの事業は単に速度制限による警察の取り締まり強化ではなく、右のようなこの事業に協力する多面的な市の組織の総合事業であるとともに、道路利用者である市民からのフィードバックで成り立っている。
ビジョンゼロとはどんなものか
The Vision Zero
ビジョン・ゼロはスウェーデンで1997年に始まった道路安全思考へのアプローチである。それは一言でいうと、「生命を脅かすことは許せない」ということである。この運動は非常に成功している。
それは、我々人間は誤りを犯すという単純な事実に基づくことである。道路網は我々の交通を可能にするのに必要である。しかし、それはすべての設計場面において我々の安全を守ることを基本とすべきである。
交通の自由
交通は社会のすべての部分において重要である。しかし、より多くの交通量は、より多くの事故による死傷を意味する。 Read more
人為的要因
人間はそんなに速く運動するためには作られていない、したがって我々は誤りを犯す。実効のある安全システムは、常に人間の誤りやすさを考慮に入れなければならない。Read more
ビジョン・ゼロ・主導権
伝統的に道路安全は使用者の責任とされてきた。ヴィジョンゼロ主導では道路システムデザインにもこの責任を課す。Read more
ビジョン・ゼロの実行効果は有効か?
交通量が増加しているにもかかわらず、交通関連の死傷事故は減少していることから、道路交通の安全へのビジョン・ゼロ・アプローチは高度に有効であることが証明されている。Read more
日本ではどうか
「事故を起こす」という表現しかないのに象徴されるように、事故はすべて運転者の責任とされ、人間は完ぺきな存在で、過ちや錯覚は犯罪行為であるという迷信に基づいている。その結果、事故に関与した人たちの不幸を思いやる同情心が希薄である。これが原因してか交通行政では、警察は効率よく処分できる規則に従って当事者を検挙する。道路設計者や監理者が事故の責任者として検挙されたことを見たことがない。