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事故率が年齢とともに減少する日本の高齢者運転、 運転経験が長い高齢者の割合の増加による減少効果だろうか

2014/06/01

下のグラフは2002年当時の三つの高齢化段階の5歳年齢群の人が、年次進行とともに高齢化集団に移行する統計データを追跡して事故率の動向を見たものである。

明らかな傾向として、2002年当時70~79歳の高齢層のグループの10年減少率は87%減に対し、当時60~64歳の減少率は67%と大きい。

2002年当時70歳以上の運転免許保有者は人口の20%程度であったのに対し60~69歳では50%を超えていた。免許保有者の中で職業運転手であった人の割合がわからないが。いずれにしても2000年時点では、年齢区分による運転歴の違いがあることは想像され一概に比較はできない。

2002年60歳代の人たちは、マイカー運転者に限ってみると、本格化した1980年代40歳代、運転歴20年。70歳代では50歳で免許取得ということになる。

これだけのデータでは原因はわからないが、新しい運転者世代が高齢になるに従い事故率が加速的に減少する好ましい結果ではある。

年令進行と事故率

eStat   政府統計の総合窓口 平成24年中の交通事故の発生状況 運免年p22. より。

追記 同日18:46

上記のグラフで2012年の棒グラフだけを取り出して見ると、85歳以上の高齢者は極端に事故を起こしやすいように見えるが、本文で言及したように、この三つの年齢層の母集団の内容(運転経歴等)が違うのでこのグラフだけで判断するのは明らかに誤りであることが分かる。

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