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小保方論文批判 一事が万事的発想 わかりやすいが 本質を見誤る乱暴な話

2014/04/11

小保方晴子 博士の記者会見のニュースに関連して。

昨日、あるテレビで、学位論文で使われたとされる一枚の映像だけを示して「これはこの論文では家族写真のようなものである」、これを見間違えるとは考えられないと云っていたコメンテータがいた。これだけを聞けばなるほどと思う視聴者は多いだろう。

これは、ぼんやり聞いている視聴者に、なるほどと思わせるキャッチフレーズを言うコメンテーターを起用して、局の責任を回避し、正しく伝わるかどうかは受け手側の勝手だといった無責任・芸能番組化しているテレビの一例であろうか。

ニュースで何度も使われているあの画像、どこにあるのでしょうか?下の画像は今問題とされている二つの論文から張りつけたものである。

著作権違反になるか心配であるが、目的はこの電子版の論文にはこんなに多くの映像が使われており、それに加え、アブストラクトでは4本の顕微鏡ビデオが公表されていることを知ってほしいと思ってのことである。

Stimulus-triggered fate conversion of somatic cells into pluripotency

http://www.nature.com/nature/journal/v505/n7485/full/nature12968.html

STAP1

 

STAP2

 

STAP3

 

STAP4

STAP5

Bidirectional developmental potential in reprogrammed cells with acquired pluripotency

STAP1-1

STAP2-2

stap2-3

 

私は、生物学についての知識や訓練を受けていないのでこの論文の評価は出来ないが、これを見れば、論文の作成に当たり、どれだけの共著者の間での協力で得られた画像の蓄積から選択されたものか、おそらく何千もの画像からのものであると想像できる。おのずから一枚一枚の画像は論文の趣旨にとっての重要さは違うと思われる。

あの問題になった画像がこの論文にとって決定的なものかどうかは私にはわからないが、ニュースで印象付けられているような単純な話しではないことだけはは実感できる。

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