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「おもてなし」 を忘れた一流と言われるホテルのレストラン 和風とも違い欧米風でもない不思議なサービス習慣 メニューは料理の高級感を出すためのもののようだ。

2013/11/01

和風料亭の流れだろうか、

基本的には板長の 「おもてなし」 の精神を信頼し、客は メインの食材と料理の品数(料金)を決め、後は 「おまかせ」。 これが日本料理店での一般的な習慣のように思う。 料理の説明は料理を運んできたとき毎にされる。客は受身の立場である。

ヨーロッパの幾つかの国々での私の経験では、客が食事の細部までの嗜好に主張を持っていて、それをかなえてくれるレストランを期待する。テーブルに着くとウェーターが来てエントリーからメイン、デザートそれに飲み物まで、すべて最初に決める。客はメニューの各項目毎に料理の内容を”根掘り葉掘り”聞いて確かめながら選んでいく。これがフルサービスのレストランの一般的な注文の方法と理解している。

予約テーブルについてからでも客がメニューを見て説明を聞いた後、席を立って出て行った光景を見たことがある。理由は分からないがウェーターの何事もなかった様子からそれほど珍しいことではないように理解している。

もっとも、イタリア・ローマでの経験で、魚料理を頼んだとき、ウェーターが料理を運んできてオリーブ油とバルサミコで食べるよう薦めた。私がレモンを請求するとウエーターは「自分の魚は本当に新鮮でレモンなどいらないはずだが注文だからもって来る」と言ってボールにカットしたレモンを山盛り持ってきた。このように、必ずしも客の要求に迎合するばかりではなくプロとしてのプライドもちらつかせる。

アメリカでは、一般にウェーターはまず飲み物を聞き、間をおいてサラダからメインまでの注文を聞き、サラダのドレッシングを何にするかは必ず聞いてくるのが普通である。 食事中何度もテーブルに様子を聞きにくるので追加注文は容易である。もっとも、日本のお任せ料理のような”トデイスペシャル”と言う一括で注文できる料理もあるがウェーターの立て板に水のような料理の説明には私はついて行けない。

 

もう一つ、注文した料理を運び終わると同時に請求書をテーブルに置いて行き、客に請求書をレジに持って行かせ、客をレジの前に立たせて清算する、スーパーマーケットのような光景は日本以外どこでも経験をしたことがないことを付け加えたい。

基本的に、日本ではホテル・レストランなど組織が主体、欧米では客が主体と言った違いか? それが今回のメニュー偽装、一流と言われる組織の顧客に対する認識の甘さの原因であろう。

居酒屋と変わらない食材を使っても 高価な料金設定で高級感を演出しているのか? 言いすぎかな!

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