朝日新聞ニュースデジタルと ニューヨークタイムス BBC の 原発記事の検索数比較
日本と米英との最も顕著な違いは、日本では「事故」の表現にほぼ統一され、それ以外は一割以下である。どうしたことでしょうかいつも疑問に思う。
情けなく思う決定的な朝日新聞の欠陥は、 過去1年分しか検索データがないことである。 ニューヨークタイムスでは2011年3月11日現在の期間指定もできる、BBCでは全データからの検索結果と見える。ここにもニュ-スメディアとしての無策無責任さが見えてくる。外国の一流メディアがやっているので朝日新聞は一応恰好だけつけようとするのでしょうか?
検索のカテゴリーは、朝日新聞は[新聞記事]、ニューヨークタイムスは [Articles]>[World]、BBCは[NEWS]>[Text&Images] からの AND検索である。
キーワード別検索数を見てみよう。
① 検索記事の総数は 朝日新聞 8,000件あまり、 ニューヨークタイムス 、BBC600件余り。
② 最近判明した放射性汚染水に関しては 朝日新聞が 300件に対し、ニューヨークタイムス・BBCが 350件以上と多いのはどうしたことか。
③ 日本では 「事故」 以外の用語が殆ど見当たらない。記事の内容によっては、「災害」または「危機」と表現した方が適切と思われる場合でも、それらの用語はメディアでは禁止用語となっているのだろうか?
通常、現在社会で使われている表現 「事故」、 それは、人為的な行為に原因する災害で、加害責任が存在し、保障問題が生ずる場合に使われるように思うが。
いまのところ東京電力は 津波による自然災害であり過失責任は無いとの判断のように思える。それならば原発災害と表現されるべきであろう。いずれにしても矛盾をはらんだ表現に統一されているのは不思議に思う。
また、現在の科学技術では原発をコントロールすることには限界があり、それを承知で運用したとすればその結果起きた事実は「危機」と云うべきであろう。
日本では、原子力発電事業全体に関する「危機」の認識が無いのか、それを議論するのを避ける影の力がはたらいでいるのかわからないが、当事国としては無責任すぎると批判されても仕方ないであろう。
いずれにしても、③の証拠からの疑問は、
メディアの編集者、日本語の語彙にに関する無頓着・無教養・横並び習性だけの現象ならよいが、見えない言語統制が始まったとすれば恐ろしいことである。
なお、日本語と英語では検索式の動作が違うことも考慮する必要があるがその検証はしていない。
8/31, 2013 検索式を訂正した結果で修正した。