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「春の交通安全運動」 お祭り騒ぎはやめて実効のある交通インフラの整備を

2013/04/06

世界の自動車先進国中最も交通事故率の少ないグループになった日本。交通警察はこれを隠し、いつまでも運転者を悪者にし、「意識」のせいにして交通安全予算を浪費している。この運動の効果を科学的に検証したデータはあるのだろうか。

例年のごとく交通事故多発ワーストを発表しているが、これがわかっていて放置しているのは道路管理者の怠慢であり、運転者の責任ではない。

不思議な標識「事故多発地帯」、道路利用者が建てた看板ならば理解できるが、道路管理者の建てたもの。管理者の「責任意識」が疑われる矛盾した表式である。

交通警察の非科学的な情報の一例、件数だけを取り上げワースト何位と報道する習わし。

たとえば今日発表になっている「事故多発場所ワースト5」岐阜県の交差点の例、母数としての年間交通量が示されなければ単なる事故死者数だけでその交差点が危険かどうかわからない。交通量が多ければ結果として件数が多くなるのは誰にでもわかることである。こんな順位は何の意味もない。

交通事故死の場合、全交通量に比べ非常にまれに起こる現象なので、統計的にはその出現頻度分布は推定出来、ある交差点での死者が年間40人~50人程度の場合5%信頼区間は±18名程度であり10人程度の増減は偶然の結果であり数字を比べて多い少ないをいうのは間違いである。

ただ、年間のお祭り行事として、「さくら情報」と同じように目くじら立てることもない、季節関連記事だと言われそうだが、税金を使う警察の交通情報である。意味のある情報として誤った理解をする人もあるだろう。

何十年も続けているからという理由だけで、効果の検証もなしに、税金と多数の人的資源を使う交通安全週間行事、止めにすべきと思う。

日本の運転者の「安全意識」は世界の事故統計分析で最上位のクラスであることは証明されている。

未成熟・旧態然、科学的認識の欠如 「意識改善」が必要なのは道路交通管理者側であろう。

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