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省エネ型インバーター据え置き日立エアコンの実績

2013/02/05

1980年自宅の新築を機会に住居内では場所・季節を問わず一定温度に保つようエアコン設備をした。建物は木造2階建て、エアコン面積は180平方メートル、当時手に入ったグラスウール断熱材で床・壁・天井を包み、窓も2重ガラスにして極力断熱に努めた。ただ、当時は一般の工務店では断熱工事の経験が少なく完ぺきとはいかなかった。

メンテナンスの不要な空気ダクト循環方式で30年間使ったエアコン、ダイキンエアコンUH10Hが昨年1月に故障し修理不能になったので代替の選択が必要になった。

カタログによる機能調査を行い、各種モードで運転できる省エネ型日立インバータ据え置きエアコンRP-AP224RHVP1を選び設置した。

本格的運転の開始は昨年4月からとなった。極暑と極寒の季節の運転条件を経過したので、ここで旧型と新型の効率を比べてみた。

下のグラフは新エアコンでの9か月余り、冷暖房を通じて外気温度と消費電力の関係をプロットしたものである。室温の設定は冷房時23℃、暖房時21℃で24時間連続運転の場合である。

 

外気温電力グラフB

新旧のエアコンの消費電力を比較するため室温と外気温度差に対する冷暖房消費電力との関係を調べたのが下図である。

内外温度差と電力

この結果は明らかに新機種の方が効率が良いことがわかる。

直線近似式から温度差10℃の時の効率を比較して見ると。新機種では約20%省エネになっていると見てよいだろう。

ただ残念なのは、カタログの仕様書には書いてなかった冷房時の最大動作電流が異常に大きく、電力会社との契約電流値20Aを30Aに変更せざるを得なかった。

30Aをこえるのは室外機が結露した場合で、極寒時でも全運転時間のわずか1%程度であるが、この値を超えればブレーカーが飛んでしまうので運転ができない。現在私が設計した電流制限回路で連続して50秒間30Aを超えた場合エアコンを一時休止させ、時間(5分)後に最起動することで電流の上昇を回避している。

最低外気温日電流区分時間頻度グラフ

上の電流ヒストグラムは一日の平均温度が0℃、最低温度 -4.8℃の極寒例である。頻度軸は時間単位であらわした。すなわち、一日の半分近くが動作電流区間14A以上16Aであったことを示す。累積度数曲線から分かるように、運転電流値は20Aまでに89%、30A以下では99%の頻度であり、わずかな頻度で現れる過剰電流が生じないように制限する制御回路ができていれば、少ない契約電流で済み、これは配電設備などの省エネになる。

ヒストグラムには44Aまで出現が記録されているが、これは短時間(50秒以下)に流れたピーク電流で、この場合はブレーカの遅延動作機能により切断することがないからである。

現在、日立には制御プログラムの書き換えを依頼中である。

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