家庭用電力料金の国際比較 もう一度云おう
2012/05/24
下のグラフは昨年12月に書いた本ブログ記事のグラフを再録したものである。
これで見ると、アメリカボルチモア市の料金に比べ如何に日本の家庭用電気料金が高いかが分かる。
何度も指摘しているように、日本の家庭用電気料金は設備の基本料金や月間使用量により段階的に電力料金の単価が高額になるなど電力料金の単価が一律に決まらない。
上のグラフで各直線の勾配が電力単価kWh 当たりを表すので、これで見ると、家庭用電力はアメリカの単価に比べ2.5倍以上の高額であることが分かる。個人商店や零細企業の事業電力である低圧電力では電力単価はアメリカの場合よりわずか高い程度だが、高額な基本契約料金のためその分だけ嵩上げされている。家庭電力の場合、料金表で見ると、高電力使用者(裕福な家庭)程高価になる社会保障制度のような料金制度に見えるが、上のグラフのように月間100kWh以下の場合だけボルチモアと同程度かわずかに高い料金であることが分かる。しかし、これは、1940年代の電気を電灯だけに使う化石的家庭にしか通用しない。
上記の計算は、中部電力の場合で、現行の季節料金、燃料加算を用いて計算した。
電力会社、何れ「原子力発電停止加算」を計上してくるのでは。もちろんこんなあからさまな表現にはならないと思うが。
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