災害か事故か ウェブ・タイトルに見る東京電力福島原発事件の視点 日本語サイトと英語サイトの違い
東京電力福島原子力発電所事故・災害に関する記事のウェブ・タイトルの検索数の違い。
日本語サイトと英語サイトとの違いをGoogle検索サイトで以下のキーワードで調べてみた。
日本語サイト
“東電災害” “東電事故” 災害/事故 “東電原発災害” “東電原発事故” 災害/事故
6,120 74,000 0.08 105,000 2,790,000 0.04
英語サイト
“TEPCO Disaster” “TEPCO Accident” Disaster/Accident TEPCO: 東京電力会社
7,320 830 8.8
赤字の数字は、災害としたタイトルと、事故としたタイトルの検索数の比で、日本では事故としたタイトルが圧倒的に多く、災害としたものはわずか数%であるのに対し、英文ウエブのタイトルではDisasterがAccidentより10倍近い値である。
英語圏の慣用語としてのこの二つの違いを正確には知らないが、辞書レベルでは明らかに違う様に思う。どなたか正確な違いを教えていただけないでしょうか。
日本語と英語でどうしてこんなに違うのであろう。言葉の選び方を問題にすることは無意味と考えているが、この例では余りにも違い過ぎる。
残念ながら、日本では、政権や大手メディアが被害者側の視点ではなく、権力側の視点に立っていることが、「事故」としての認識に偏っているのではないかと前々から気にかかっていた。
本当に被害者の立場の報道が少ないのか、メディアのニュースの用語の使い方が余りにも鈍感、安易なため記事の内容によって言葉の使い分けがなされていないのか不明だが、一例としてこのような分析をしてみた。
このところ、私はメディアの批判を続けているが、ジャーナリストは政権や社会権力組織の誤った認識に警鐘を鳴らす役目もあるはずと思う。
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