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放射能汚染された校庭の表土処理の不合理

2011/08/11

この写真はニューヨークタイムス8月9日のウエブニュースの扉写真である。

http://www.nytimes.com/2011/08/09/world/asia/09japan.html?_r=2&pagewanted=1

学校の運動場の表土を削り1か所に集めた状況を写したもので、日本の放射線核種処理の非科学的なお粗末な取り扱いを世界の有識者に知られてしまった恥ずべき映像と思う。

行政が、新聞等がニュースで報道する運動場地表高50cm、1mでの見掛け上の空間線量率を下げるためだけに行った処置で、この汚染土壌を、コンテナーなどに密閉することなく、学校の敷地内のわずか1~2メートル地下に埋めるまでの一時的な集積状況と説明されている。短絡的なこの行為は、今後何十年にも及ぶ放射線核種の広域拡散につながる恐れとなる処置と思わざるを得ない。1950年代のアメリカの放射線処理の失敗を60年遅れて追随することになる。

【肥田美佐子のNYリポート】米原発専門家に聞く「文科省の学校土壌処理は汚染拡大招く時代錯誤」 – WSJ日本版 – jp.WSJ.com 

核科学・医学の研究者・有識者は積極的に今までに知られている学術情報を要約して公開をすべきであり、日本のマスメデアが科学的な報道に躊躇し拒否している現状では、一般に知らせる手段が無いかもしれないが、正しい知識を社会に知らせる努力をする責任があろう。外国のメディアが取り上げたレポートのインタビューに答えるだけでは不十分である。

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