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福島県内の学校の空間放射線率分布の時系列変化

2011/07/28

校庭放射線率度数分布Apr14 学校運動場校舎内比5月12日

 校庭放射線率度数分布Jun2学校運動場7Jul

上のグラフは学校運動場における空間線量率のヒストグラムの変遷で、4月14日、5月12日、6月2日、7月7日のものである。

7月7日では、強度の高い分布が殆ど消えてなくなっているように見えるがこれは、運動場の表土削除の結果と見られる。

下のグラフは、教室内各部の線量率の分布で、日付は上記と同じである。6月ごろより線量率の減少が見られる。

校庭放射線率度数分布Apr14教室内14Apr

 教室内12May教室内分布2Jun

下のグラフは、上の度数分布から求めた95パーセンタイル限界強度値の減衰状況を見るために描いたものである。

パーセンタイル減衰率

これを見て分かることは、参考に入れた平均値のトレンドを見ると、特に運動場の場合、表土の入れ替えの結果大きく減少しているが、95パーセンタイル閾値の減少率はほんのわずかしか変化していない。すなわち危険評価の上限は運動場の土壌入れ替えだけではけでは安心出来ないことが分かる。教室内では観測初期からほぼ一定の減少率で、これを半減期で表すと約3カ月(88日)と計算できる。

現在残っている放射性残留核種の半減期からは、このような放射能の減衰は考えられないので、特定の観測地点から拡散し薄められている結果ではなかろうか。このことは、生活環境全体の被曝評価が重要であることを示唆している。

数値資料は文科省英文データベースによる。

MEXT : (English version) Results of dose rate measurement at schools in Fukushima Pref. etc

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