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福島市6市の校庭空間放射線量率のヒストグラムと30k以内避難区域の線量の比較

2011/06/17

東京電力福島電力第一原発から50km以上離れている福島県内の、福島市33校、二本松市8校、郡山市5校、本宮市4校、相馬市3校、伊達市3校、で観測された運動場の6月2日のデータと、原発から20km圏外で、西北西を中心にした高汚染地気を除く避難区域内の空間線量率モニタリングデータの5月25日から6月15日までの観測地のヒストグラムを調べてみた。除外した地域の範囲を白抜きにして示したのが下の地図である。(画面をクリックすると拡大できます)

 高線量地域を除く地図

 

20km北西外線量ヒストグラム

校庭の空間線量ヒストグラムJun2

学校の測定値で高線量分布を示している学校群は主に福島市で、原発の北西方向に当たる高汚染地域だからである。

それにしても、20km~30kmの避難区域より明らかに汚染が進んでいると見るべきであろう。学校の測定に用いた線量計の種類が公表されていないので、モニタリングデータと詳細に比較することはできないが、ヒストグラムの分散が広いのでそのことを考慮する必要はないように思われる。

この結果から言えることは。

① 福島市の学校の汚染は、強制避難区域より大きい箇所があり無視できない。

② 安全基準値は、測定値の度数分布の分散が大きいので、平均値ではなく95パーセンタイル地で見るべきだ。もし平均値を用いるならば平均値の3倍を安全基準値とすべきである。

③ 半径20km~30km内の一律強制避難区域(緊急時避難準備区域:なんと分かりにくい弁護士的用語だろう)を解除して、観測値を分析して見直すべきである。

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