遅すぎた朝日新聞のレポート
朝日新聞の岡崎明子氏の署名入りのレポーとが第一面にトップニュースとして報道されていた。
その中で放射線量の積算値として文部科学省と福島県のデータを朝日新聞が集計したと断わって、4月7日時点での浪江町での総放射線量の積算値を41.19mSvとしている。
昨日の朝日新聞の記事では、3月23日から4月6日までで積算量が11mSv程度との記事を出していた。これを読んで私は、最も放射線が強いはずの3月17日から22日までの積算量を欠落させているのは非常識と感じた。
それについては以下のブログに書いたが、この間の欠落期間の積算値を理論的に推定すると20mSvは軽く超え50mSvは超えていないだろうとの推定値予測を書いた。 国際防護委員会の勧告を受けるまで言葉選びで言い逃れてきた日本政府 «
それよりもっと以前、3月30日に私は、SPEEDIと文部科学省のモニタリングデータを参考に、福島県での最高汚染地域での積算被曝線量を最高60mSv, この地域の平均を37mSvと計算して以下のブログに書いている。 SPEEDI の結果とモニタリングデータとの比較 «
なお、このブログテーマは投稿以来329回の参照をいただいていて、私の書いたブログの中ではだんとつに高いもので、皆さんの関心の高い問題であると実感している。
今日の記事は、私の自慢話と取られるかもしれないが、一退職老人が自宅のパソコンで集めたデータだけで出来ることを政府機関を始め情報収集能力の充実しているメディアがどうして公表しないのかが理解できない。
正確性をある程度担保できるまでは発表できないと云う言い訳が返ってくるようだが、その間に知らされないで被曝してしまった人はどうなるのか?
政府の意向は後出しで、積算被曝量の実測値がが上る毎に避難基準を上げていけばよいとの無責任な判断と見える。
くどいようだが。測定値を単純合計した結果だからと云って 34.19と云ったように何の意味もない小数点以下の数値を出すのは無意味なばかりか統計学の初歩も理解していない無知をさらけ出すのので、レポート全体の科学的信頼性までも疑わせることにもなりかねない。
このような確率的事象の情報では、尤もらしい推定値と、上限と下限を示すのが正確な報告であることは常識である。
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