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今後原子炉からの高圧蒸気放出が無いと仮定した場合の環境放射線量の推移

2011/03/28

昨日に続き茨城県内の空間線量率データを用いて試算してみた。

下のグラフは、茨城県の全観測局データの、最高、平均、最低空間放射線トレンドの対数グラフである。

3強度対数トレンド25Mar

これで見ると非常に良い近似で指数関数的に放射線量が減衰していることが分かる。

この近似関数を用いて、平常時環境放射線量の約2倍100 nGy/hになるまでの日数を3月25日を起点として計算してみると、

高強度地点で29日、低強度地点で9日、 また、福島県の最高値の10倍、10μGy/h(10マイクログレイ毎時)地点で65日と推定できる。

順調に原子炉が冷却され、再び減圧放出が実行されなければ、空間放射線量としては数か月で無害のレベルになると思われるが、たとえ微量でも地表に蓄積された放射核種に、食物やチリなどで生体内に蓄積される長い半減期のものがあればこの結果だけで安全とは言えないのは明らかである。

数日前より問題になっている高放射線廃液を大気中に発散させないよう閉じ込めることが大切であることは云うまでもない。

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