国外運転免許取得数に見る日本社会の引きこもり傾向
2011/02/11
運転免許統計を見て意外なことの気がついた[1]。国外免許証交付件数が以下のグラフに表すように年を追って急激に減少していることである。この間国内免許保有者数は8%ほど増加している。
日本の運転免許保持者は、申請によって条約に加盟している渡航先で通用する国際運転免許を取得することができるがこの有効期間は発行の日から1年間である。海外に在住しないで続けて渡航する人は毎年取得しなければならない。したがって上のグラフは、ビジネス・観光の区別は分からないが、とにかく海外での日本人の活動の年次推移を見る一指標であると見られよう。国際運転免許証申請時には、渡航国・目的等を書かされるので年令区分とともに発表されるともっと状況がはっきりし、現在の日本人がどのような面で引きこもりになったかを分析できる。2009年度で全免許保有者に対する国際免許取得率は0.3%で以外に多いとも言えるのだが。
欧米先進国でビジネスをする場合、現地での車運転は欠かせないと思うがどうだろう。
漠然とした感覚では一般に日本社会はグローバル化していると思っていたが、これで見る限り間違いのようだ。
[1] 運転免許統計(h21)警察庁交通局運転免許課, p15. http://www.npa.go.jp/toukei/menkyo/menkyo13/h21_main.pdf
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