自賠責保険審議会の料率検証資料の怪 2011年支払保険金年次推移表の記載が2010以前の金額に遡って改変されていた。
2011/01/23
第128回 自動車損害賠償責任保険審議会資料 http://www.fsa.go.jp/singi/singi_zidousya/siryou/20110114/01.pdf
素人の常識では考えられないことに、支払い保険金の推移の表が、2011年度の表と、2010年度の表では2010年度以前の数値が一致していない、改変されていた。おそらく集計方法が変わったからとの言い訳であろうが、過年度に支払った金額が変わると云うことでは何を根拠に考えたらよいかわからない。そして、どのような理由でどう変えたかの詳細はこの資料には書いてない。
支払い総額の2010年度と2011年度の表の記載額を比較すると、2011年の表よは2010年度記載の支払額を1.1%上昇させて改変している。それもそうだが、2011年当初の報告書の年度(平成23)の欄に支払金額が記入されているのも理解できない、会計法?では常識かもしれないが年度初めにその年度の結果が入るはずがない、どう見るべきであろうか。
いずれにしても、直近10年間の支払総額が2008年の例外を除き殆ど変化していないか強いて見れば減少気味なのに、10%以上もの自賠責保険の掛け金を上げることに同意した審議会の説明を聞きたい。金融庁の記録によると、会議は平成23年1月14日(10時00分よ~12時00分とある)。
因みに、審議会委員名簿から12名の委員の顔ぶれを見ると、7名が自動車交通関連の業界管理職、弁護士2名、大学教授2名、財団法人管理職1名。 資料を作成した損害保険料率算出機構の外部理事は、6名が損保業界社長、大学教授3名、天下り官僚2名、弁護士1名、其の他3名の15名である。これをどう見るか?
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