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水戸黄門と総理大臣

2010/06/02

水戸黄門大好きなドラマの一つである。葵の紋の印籠「これが目に入らぬか」いかにも権威主義のように見えるが、ここに描かれた正義の味方黄門は孤独であろうか。

黄門一行はそれぞれ異なる能力を持った人物の最小の共同体である。黄門は社会的にすぐれた洞察力の持ち主であり正義のシンボルではあるが、正義を実現するためには、権力、武力、情報収集能力、民衆の心を理解し対話ができ、信頼を得ることなど、バランスのとれた分かりやすい組織の基本モデルとして構成されている。黄門はその組織を纏める管理職といえる。

総理大臣は孤独だ、これは管理職としての能力の欠如を証明しているようなもので、総理大臣の座の本質ではない。現在の複雑でグローバルな社会において、一人の人間の能力だけで国の管理ができるわけがない。大勢の才能を持つ人々の能力の結集が欠かせない、それを実現し業績を上げるのが管理職の役割であり、その最も大きな組織の最高管理職が総理大臣であろう。孤独にさいなまれて一晩寝ずに出した結論など何の意味もない。

今日のニュースの感想である。

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