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車間距離不足の違反記録がないデータベースの非常識

2010/02/19

自動車安全センターの報告書[1]で分析に使用している違反種別データを見ると、12種の違反分類の中に不思議なことに車間距離不良の項目はない。道路交通法の違反項目にはあるこのデータがないということは違反を摘発してないということだろうか。[5]での懸念が当たっているのだろう。この違反は、自動車先進国では安全に対して大きな脅威と位置付けられている[2]。私のブログでも[4][5]の参照数は200件をはるかに超す一番のタイトルである。高速道運転経験者なら最も脅威を実感している問題である。

検挙しやすい違反狩りに偏ったデータに基づいた交通安全の研究では限界があり、この報告書の分析でも、統計的検定で確認ができない安全と無関係な違反が見られる。

問題は、世界交通フォーラム加盟組織の[6]リスト中で、警察関係が主体となって関与しているのは29カ国中日本だけである。違反を取り締まる組織と、それを評価する研究組織が同一グループに属していては、違反記録に関する問題提起が欠落していて、研究の客観性が疑問視される。

[1] 安全運転に必要な技能等に関する調査研究(Ⅱ)2009/03 http://www.jsdc.or.jp/pdf/all/h19_3.pdf

[2] 車間距離不足の脅威 2010/01/22  http://space-glow.spaces.live.com/blog/cns!A841E9CE14183CB0!169102.entry

[3] 高齢者の交通安全に限定したブログのアクセス分析 2010/01/06 http://space-glow.spaces.live.com/blog/cns!A841E9CE14183CB0!168366.entry

[4] 車間距離の保持道路交通法改正案について警察庁に送った意見 20009/03/24 http://space-glow.spaces.live.com/blog/cns!A841E9CE14183CB0!96412.entry

[5] 車間距離の保持 道路交通法の法文 2009/03/23 http://space-glow.spaces.live.com/blog/cns!A841E9CE14183CB0!96411.entry

[6] IRTAD Annual Report 2009 p.237 http://www.internationaltransportforum.org/irtad/pdf/09IrtadReportFin.pdf

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