エコタクシー 相乗りタクシー ゾーン料金制
先ほどのテレビでタクシーの相乗りサービスの話題が耳に入った。詳しいことは聞いていなかったが、公共交通期間の中でタクシーは、エネルギー、労働効率ともに非効率の代表的な交通機関であろう。とはいっても都会ではなくてはならないことも事実である。
そこで、一つの実例としてアメリカのワシントンDCがある。ここのタクシー料金は距離制ではなく、ゾーン制をとっている。地域毎にゾーン区画し、その間の通過数により料金が決められている。そして込み合った駅のタクシー正規乗車場では、配車係が同じゾーンの乗客を呼び掛け、まとめて運行しているのを見た。料金が単純なので割り勘が簡単である。
駅で並んでタクシー待ちを経験した人なら、列の前に並んだ人が3人ぐらい同じ車に乗るのを見ると助かったと感じたことがあるだろう。
私が見た限り、ワシントンDCでは、タクシー待ちの列の先頭の人の行き先ゾーンを呼び掛けて2、3名出れば乗車させる、別に融通の利かない制度とかシステムがあるのではなく、一人で乗車して行く人もあり配車係の裁量に任されているようだ。
乗客にとっては、行列が早く縮まり料金も安くなる。運転手は一回の走行でチップ収入が多くなる可能性が大きい(チップも割り勘にする習慣があるかどうかは知らないが、一般に料金の20%程度と思う)。
日本のようにチップ制度がない場合、10%程度の割増料金も考えられる。規制当局も、微に入り細に入り法規を盾に規制するのではなく、エコにも注目する時代に来ていると思う。
補足 アメリカは不思議な国で、古い習慣や制度に固執する傾向があり、たとえば度量衡制度でも、国際協定に従って、古いヨーロッパをはじめ殆どの工業国が、メートル、キログラム制をとっているのに、アメリカだけが、マイル、インチ、ポンド、ガロンなどの単位を守っている。ワシントンDCのゾーン制もタクシー料金メーターのなかった時代の名残かもしれないが、とにかく生きている。