85th Percentile速度、実勢平均速度と法定速度との関係
2009/10/06
日本 参考資料: 平成20年度規制速度決定の在り方に関する調査研究PDFファイルのp.84,85から読み取ったもの。
| 調査道路 | 規制速度 | 実勢平均速度 | 85パーセンタイル速度 | 規制速度からの85%タイル速度の超過速度 |
| 中央自動車道 | 80km/h | 80-90km/h | 110km/h | 30km/h |
| 阪神高速道 | 60km/h | 80-90km/h | 100-110km/h | 40km/h 以上 |
カナダ オタワ市内
| 規制速度 | 85th percenaile speed | 規制速度からの超過速度 |
| 50km/h | 84km/h | 34km/h |
| 60km/h | 85km/h | 15km/h |
| 80km/h | 85km/h | 0km/h |
アメリカ メリーランド 市内
| 規制速度 | 85th percental speed | 規制速度からの超過速度 |
| 40mph(64km/h) | 45mph(72km/h) | 8km/h |
以上を見てわかることは、日本、カナダでは規制速度は運転者にとって無視されていて、道路の状態で各運転者が走行速度を決めていることが分かる。特に日本の場合自動車専用道路にもかかわらず法定速度がその実情に会っていないことが分かる。
カナダの場合、市内でもあり、各自が判断している適正速度は規制速度に無関係にほぼ一定である。
上記二つの例から、法定速度を引き上げると実勢速度がますます上がるという議論が間違いである証拠ともいえる。
アメリカは、規制速度違反が厳しく検挙されるので、速度違反の程度が小さいことが分かる。
ヨーロッパのデータを見つけていないが、一般にスピードカメラで10km/h以上超過した場合罰金を請求してくることから、規制速度と実勢速度との乖離が小さいと思われる。これを日本で行えばおそらく80%程度の運転者に違反罰金を請求しなければならないだろう。
日本の自動車専用道路で法定速度を守って走行することは、重大な危険を覚悟しなければならない。同一車線内の速度差が30km/h以上になると事故発生率が増加するデータがある。死傷してから自分は正しいと主張しても意味がない。このことについてはもう少し分析して見よう。
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