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やっと世界の指導者と肩を並べられるか 日本の首相の教育履歴

2009/09/07

次期総理大臣にほぼ確実な鳩山幸夫氏の学問履歴を調べてみた。詳しいことはわからないが Harvard Club of Japan の記事によると

Stanford大学のPhDを獲得し、政治家以外の職歴として大学教授(former professor in engineering)として紹介している。

Ph.D. または単にPhDの学位は、 アメリカでは”Doctor of Philosophy”の略号であるが理系文系を問わず理論系の学問業績を持つ人の学位である。職業的専門性を表す学位とは区別され、たとえばアメリカの医学系大学では,医師に相当するMD (medical doctor)に加えてPhDの学位を持つ教授が多い。PhDを得るには、3年以上の大学院博士課程のコースに合格し博士の学位請求論文を提出し複数の審査委員の評価を受け合格する必要がある。アメリカでの平均取得期間は文系で3年以上、理系では7年半と云う(ウィキペディア調べ)。 たとえば物理系の場合、世界に流通している査読システムのしっかりした専門学会誌に論文が掲載された業績が必要とされ,そのために最低でも5年程度の研究期間が必要となる。この事情は日本の評価の高い大学でも同様である。

他に、民主党議員として

杉本 かずみ:  MPA (Master of Public Administration) , Kennedy School.

岡田 やすひろ: MS(Master of Science at HSPH), HSPH: Harvard School of Public Health.

塩崎 やすひさ: MPA(Master of Public Administration), J.F. Kennedy School of Government,Harvard University.

加藤 こういち: PhD in Government(LSE,London). LSE: London School of Economics and Political Science.

茂木 としみつ: MPP(Master of Publoc Policy), J.F. Kennedy School of Government, Harvard University.

が紹介されている。

こう書くと、外国の学位がそれほどの価値があるかと叱られそうだが、2008/3/23日のブログに書いたように、いくら入学試験が難関の大学であったとしても、10代の終わりから20代前半までの期間、わずか4年の受け身的な教育を受けただけでは専門の学歴とは言えない。所詮、試験は答の確定している質問に正解しただけであり、問題解決能力を評価するものではない。

学位論文は、正解の知られていない問題についての解決を試み、その内容を専門の複数の研究者に理解させる説得力のある論文のことである。日本では、学位が学者の階級のように思われている節があるが、公務員など文系の管理職でも重視すべきであり、社会的にも就職環境を改善して大学院博士課程を魅力的にし、世界から学生を集め、国際社会の指導者との間に人脈を作ることができる大学院大学を助成し、政治家といえども権力の背景に頼らず、個人として世界のコミュニティーに通用する人材の養成が求められる。

大学に登録したものの学位を取得するのでもなく、ドロップアウトされて帰国したのを留学と書いている要職にあった人たち、国際社会では相手にされないと思うがどうだろう。

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