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ウォーター・クロンカイトの死 WALTER CRONKITE Dies

2009/07/18

アメリカの激動の時代のジャーナリスト。1960年代末期、輝かしい側面アポロ月面着陸それから40年、当時の暗黒の側面、ベトナム戦争の激化と大学紛争、その画像を中心にした取材に基づくテレビレポートで政治を動かし戦争を終結に導いたジャーナリズム、アメリカに滞在中その時代のクロンカイトをテレビを通じて知っている。改めて自分が年取ったことを実感したニュースでもある。

J.F.ケネディー暗殺のテレビ画像のニュースが初めて衛星中継網を通じて世界に同時放送されたこの60年代、画像の情報通信網が世界中に整備され、それを使える立場にあったメディアのネットワークが使命感を持って、事実に基づいたニュース放送を始めた。当時、アメリカの中間知識階層は、それらの情報により意見の形成をしていた時代であった。政治は、これらの世論の力を無視できなくなって、不透明な情報操作による政治の世界からの脱却の時代の始まりだったといえる。

インターネットの普及により、情報の独占は許されなくなり、ジャーナリズムは使命感を失って芸能番組化し、事実とは無関係でも気にしない、目立つニュースを探すことに専念するようになった現代とは違う次元の世界であったと思わざるを得ない。

いま、1930~40年代生まれの日本人が、科学・芸術等の知的分野での世界での活躍を調べて見ようとしていた矢先, 時代を感じさせられるニュースでもある。

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