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車間距離の保持 道路交通法の法文

2009/03/23

高速道路を走っていると後ろにラジエーターグリルしか見えないほど接近して追ってくる人殺しトラックの恐怖に駆られることがある。どうしてこんな危険な走行を検挙しないのか不思議に思ったことがたびたびある。

今回、偶然道交法改正案の車間距離の保持と云う条文を見て驚いた、第二十六条「・・・・・、直前の車両等が急に停止したときにおいてもこれに追突するのを避けることができるため必要な距離を、これから保たなければならない。」、これでは事故が起こらない限り、いくら車間距離を取らないで走っても道路交通法違反の証明ができないと云うことではないか。これで車間距離不足で走っても摘発されない理由がわかった。

このような表現は、法律の条文の常識かもしれないが、生死にかかわる交通事故は死亡してからでは遅い。法律に抑止効果がなければ意味がない、速度違反はその趣旨であると理解しているが、同様に危険の確率が大きい高速道路での車間距離不足違反は、事故が起きた時、犯罪者を確定し、送検するためのものとは知らなかった。

アメリカでは一般に、車間距離不足には違反切符が切られる、車間距離は、走行速度により車体の長さの何倍必要かにより決められていたと思う。現実には違反かどうかの判断は難しいが、ある程度警官の裁量に任されているようだ。

たまたま、アメリカでの40年ほど前の経験だが、ある田舎町に入るところで、後ろから極端に接近して追い上げてくる車に気が付き、前の車に接近して走行、このような状況でしばらくして、サイレンが聞こえ追い上げたパトカーが、3,4台の前の車を追い越して、まとめて脇道に誘導し車間距離保持違反でチケットを切られた、私は貧乏な東洋人とみられ、ワーニングチケットにサインを求められただけだったが、他の人たちは、罰金のようだった。

交通事故は、他の犯罪と違い、当事者間のヒューマンエラーの重なりが原因で、ある確率で起こる可能性があり、お互い様である場合も多い。道路交通法は、事故が起きてから検挙しやすいためにあるものではないだろうし、まして事故のたびに犯罪者を作るための法律とは違うと思うがどうだろう。

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