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交差点信号の一例 側面衝突の危険性を回避出来るか?

2009/01/23

信号方式をみるアニメーション

http://projects.kittelson.com/pplt/images/yel_solution.swf

上のアニメーションは見られないコンピュータ設定もあると思うので補足する。この方式は、双方向の直進停止の期間のまま先に左折車を通し、直進を開始してからは、点滅矢印信号で注意左折とする方式の例である。

安全な左折信号(日本の場合右折信号に相当する)PPLT: (Protected/permitted left turn traffic controls)と云われる交差点信号の研究がある。これは、前方から向かってくる直進車を止めている期間の後半に、左折優先の期間を設ける方が常時直進車に注意しながら左折出来る方式より車の通過数も増え、交差点での遅れを少なく出来ると云う研究である。優先期間は対向車が停止の状態であるから安全であることは言うまでもない。

左折信号に点滅矢印を加えたLead-Lagと云われる方式の4区画垂直並び方式の左折信号灯についてそのサイクルを日本の左側交通方式に変換して表にして見た。片側2車線、交差点では右折専用レーンを設けた5車線の場合。

 

             進行方向

            対向方向
Phase

直進
レーン1

直進   レーン2

 右折
レーン

 右折
レーン

対向
レーン2

対向
レーン1

1

停止

停止

停止

停止

停止

停止

2

進行可

進行可

右折優先

右折注意

停止

停止

3

進行可

進行可

停止準備

右折注意

停止

停止

4

進行可

進行可

停止

右折注意

停止

停止

5

進行可

進行可

右折注意

右折注意

進行可

進行可

6

停止準備

停止準備

右折注意

右折注意

進行可

進行可

7

停止

停止

右折注意

右折注意

進行可

進行可

8

停止

停止

右折注意

右折優先

進行可

進行可

9

停止

停止

停止準備

停止準備

停止準備

停止準備

上の例は右折優先のタイミングが進行方向で非対称である。交通量を確保しながら安全に通す工夫はいろいろの場合があると思う。

なお、この会社 Kittelson & Associates, Inc. はアメリカ各地にオフィスを持ち、交通関係の開発や、計画、教育、研究等を、州間ハイウェイ、州政府、地方行政等にサービスする業務を主としている。アメリカでは交通法規は州により異なり、ヨーロッパでも国によって異なるので、どの方式が良いか比較出来、信号機・道路環境などの研究や計画などのビジネスが成り立つようだ。

DSC07392

 

一般的な交差点信号の様子、直進車が停車して待っているままで左折優先矢信号が出て先に左折車を通す、停止位置から左折発進直前の私の車は左側の視界もよく、もし直交する道路左側から信号を見落とした車が来ても発見でき、事故を避けることが可能である。

この交差点は、ニューヨーク州の州都オーバニー(Albany)を貫くWashington Av. の西のはずれ、左側はニューヨーク州立大学の新キャンパス、右に曲がると、シアトルからボストンに通ずるアメリカ東西を貫く大動脈90号線の入口に通じている。交通の要衝である。

晴れた夏の昼時、この交差点から左折して1キロメートルほど先にある。40年以上前からある懐かしい小さなプラザのレストランへ昼食に出かけようとしている途中で撮ったもの。2007年8月。

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