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自動車にもドライブレコーダー(EDR: Event Data Recorder)を

2008/11/21

飲酒運転、異常な危険運転などを未然に防止する抑止力として科学技術の活用努力が足りないように思う。

一つの方法として、自動車に飛行機のフライトレコーダーに相当するいわゆるEDRの装備を義務付けてはどうか。ただし国土交通省の案のような事故が起こった時の記録ではなく(EDRの技術要件のまとめ:http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/09/090221/03.pdf)、常時運転状況、特に前後左右の高感度加速度計、ステアリング、ブレーキの操作など運転状況を検出するセンサーを設置してそのデータからコンピュータプログラムにより危険運転状態を判断し警告を発したり、極端な場合は運転の継続を停止させる装置のことである。

特に、酒酔い運転は、ニュースになった警視庁警視の当て逃げ酒酔い運転のように、運転者に対する教育や、厳罰ではなくならないことは明らかで、呼気アルコール検出して運転を開始させない装置などの開発が進んでいるようだが、それよりも、危険運転状態を判断するEDRの開発と設置を義務付けた方が飲酒運転ばかりでなく危険運転全般に適用できる。すでに自動車メーカーでは開発が進んでいるかとも思うが現在の技術では可能であろう。

先の警視の泥酔運転も、おそらくその車の後を付けていれば危険な状態が分かるような状況であったであろうと思われる。麻薬はもちろん、治療中の医薬品、あるいは軽度の一時的な脳梗塞や心臓発作でも同じように不自然な車のコントロール状態が現れるはずで、運転者ばかりでなく周囲の車にも分かるような警告ができれば重大事故を未然に防ぐ可能性は大きくなると思う。

この事件は、運転者に酒を提供した者まで検挙する、憲法の人権上疑問があるような法規を作っても役に立たない見本のようなもので。日高幸二警視一緒に酒を飲んだ同僚もいたようだが、この理不尽な法規の矛盾を実感し、どう言い訳をしようか戦々恐々としているのが実情ではなかろうか。

この種の研究の一例としてNHTSA(National Highway Traffic Safety Administration)の Vehicle Safety Research “Crash Avoidance Research Program”でその趣旨を見ることができる。http://www.nhtsa.gov/portal/site/nhtsa/template.MAXIMIZE/menuitem.346aef7b3d1b54c5cb6aab30343c44cc/?javax.portlet.tpst=4670b93a0b088a006bc1d6b760008a0c_ws_MX&javax.portlet.prp_4670b93a0b088a006bc1d6b760008a0c_viewID=detail_view&itemID=5e8fb99f6623e010VgnVCM1000002c567798RCRD&overrideViewName=Article

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