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おせっかいな画一社会

2008/09/19

昨終末、法事の後の親族での小さな昼食会を岐阜県立美術館のレストランで行なった。市内にレストランを開いている経営者が開いているもので、本店より周囲の環境や、駐車場が完備していることからここを選んだ。

食事にアルコール飲料を頼んだら美術館だから出せませんとのこと。思わぬ違和感を感じた。なぜアルコール飲料は禁止されるのであろうか。確かにアルコール飲料に対する反応には個人差があり、非行をする人があるのは確かだが、だからと云って一律に全部禁止する発想はお節介なのか、人権無視なのか、あるいは規制主義なのか。

こんなことを書くと、美術館にまで行ってアルコール飲料を飲まなくても何の支障もないではないかと反論されそうだ。

視点を変えてみよう、美術館や博物館などは人類の文化財に接して豊かな気分を味わう施設と思う。豊かさを味わう感動の一つに、額縁に入った絵画や彫刻だけではなく、建造物や庭園、静かな環境、おいしい食事や飲み物も同様に文化であろう。これらが複合した施設、これが美術館ではなかろうか。岐阜県の高山市の美術館は、レストランでおいしい食事とともにアルコール飲料も提供していたと記憶する。

詳しい法律は知らないが、飛行機の客室サービスでは、アルコール飲料はグラスで提供し、1度に一人当たり一杯以上提供しない。その代り客が要求すれば、正常な乗客には何回でもグラスを満たしてくれる。ただし、客室乗務員は泥酔したと思われる客には提供を拒否する権限を持っているようだ。これは不公平なサービスであろうか。生理学的にアルコール飲料に対する反応は大きく個人差があり、もともと一律ではない。個人差に対応しトラブルを避けることのできるサービスがプロフェッショナルではなかろうか。

小学校の教室の”おきまり”のような規制から卒業しよう。

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