日本で生き延びて来た「科挙試験」終末を迎えそうだ。
2008/05/10
今回の国家公務員改革法案ではキャリア制度の廃止項目が入っているが実際にはどう運営されるだろうか。キャリア制度とは、国家公務員採用Ⅰ種試験を大学卒業時に合格し、各省庁に採用された者だけが本省の管理職に昇進出来る切符(キャリアー)を得、それぞれの省庁の中での特殊な培養液で純粋培養された者が管理職として登用されるということのようだ。こんなことで社会の指導者として貴重な人材となりうるだろうか。天下り官僚の社会での行状を見れば判断できるであろう。
日本で雲の上の人のように扱われているこれらの人々、Ⅰ種試験に合格し一つの組織に30年余り勤めた官僚も、肩書きをはずせばだだの人であり、欧米流の人物評価は、Mr.、Ms.である。在職中は、名刺上の組織名と役職名により処遇されるが、それはその職場に所属している間だけの職業上の呼称であり、人物評価とは関係ない。
欧米では、専門職としての学位や、業績、教育歴など個人としての人格を重視し、Dr.、PhD., Professor 等の称号で呼ばれ Mr.、Ms.とは歴然とした区別がある。日本でも、職業組織と独立して評価出来る、人物に付随した敬称習慣があっても良いのではないだろうか。
科挙: 「ウイキペディア」より、 中国で7世紀から20世紀初頭まで行われた官僚登用試験。
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