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免疫グロブリン製剤 とC 型肝炎ウイルス

2007/12/28

今日の朝日新聞に大見出しで出ている。医薬品には副作用のリスクはつきものと考えたほうが正しい。リスクがあるからと規制したり、非難したりすることは医療の妨げになると思う。それよりも大切なのは、国が承認した医薬品は安全であるという建前で、患者は安心し、医療関係者は承認薬だからマニュアル通りに使えば責任を生じない。したがって副作用報告などの面倒なことはしない、この方が一番のリスクであると思われる。

昨日取り上げたデータベース www.info.pmda.go.jp で 「グロブリン」 を検索してみると34件ヒットした。このような人血(献血)を原料をした製剤では感染リスクを患者にも説明し、使用した薬剤のデータを20年間保存するように書いてある。ただ投薬記録がどのような保存システムで行われているか、カルテであれば、問題になっているように、保管期間が20年より短く、医師や病院が廃業したり、そうでなくても、患者が自分で医療歴を辿って医療機関を訪れ、カルテを医師に見てもらうことが必要で、これも必ずしも患者の知る権利としてではなく、医療機関の好意として知らせてもらうのが現実のように思う。日本では皆保険制度が普及しているので、診療報酬請求記録を利用して患者の医療記録を保存するシステムを構築すれば、個人の一生の医療記録が検索できるはずである。

この検索で分かった疑問の一つとして、新聞記事に有った 「プラスミン」 を見たら5件ヒットした。その内 販売名 エレース(ファイザー)は外用薬であり、他の4件はワクチン(百日せきジフテリヤ破傷風混合)の注射薬である。このような用法の全く異なる医薬品が同列にヒットするのは、薬理の知識のないものにはわからない。エレースは牛起源のアレレギーに注意するよう記載している。いずれにしてもC型肝炎ウィルスがどのような経路で入るのだろうか。

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