ミシュランガイド東京
2007/11/20
朝からテレビではこのニュースが目立った。ほとんどの人々にとって知ることもなかったこのレストランガイドがニュースとして取り上げられる。不思議な感を免れない。
皮肉なタイミング、吉兆をはじめ、日本の老舗食品店、偽装食材を使いながら、高い評価を受け、高額な料金をほしいままにしていたこと。味の評価や、価格の正当性とはかけ離れたところで市場価値が決められていた原因は、我々が個人で味や、価格評価をする習慣がなく、評判だけを基準にするマニュアル人間だったことに気付かせられたニュースだからであろうか。
もうひとつ、東京だけが日本のように錯覚しているマスメディア人間のコメントが、東京とパリ、ニューヨークなどの三ツ星店の数の比較で悦に入ったニュースが多いが、ヨーロッパっではフランスを除いて都市別に分類されていない。フランスの場合、2007年のデータでみると、三ツ星レストランの数は、パリ10店に対し、フランス全土では26店、一つ星レストランに至っては、パリ42店に対しフランス全土では436店となっている。ヨーロッパの食文化の習慣では、評価の高いレストランが大都会に集中する必然性がないからであろう。
アメリカでも、郊外の森の中に民家のようなひっそりと建つ評判の良いフレンチレストランに訪れたことがある。
今回のレストランガイドは東京に限っていることが残念である。
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