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現在の日本で高額の教習料を取る自動車教習所は必要か?

2007/10/21

日本でモータリゼーションが大衆化してから40年、一部の大都会居住者を除くと、新しく運転免許を取る若年世代では、両親ばかりでなく祖父母も運転歴20年、40年の家族があり、車も一家に2台あるところもまれではない。にもかかわらず、家庭に車が無かった時代に必要であった自動車学校での教習だけが運転免許を取る唯一の方法というのはどんなものか。

自動車交通の先進国である欧米諸国では、原則としてペーパーテストに合格すれば、地域の免許証保持者が同乗する条件で路上訓練が出来る。基礎的な運転技術を習得したと判断した時点で、試験官のアポイントメントを取って車持ち込みで試験を受けるのが普通である。経費は総額1万円もかからないだろう、それに合格すればすぐ仮運転免許証が出て単独運転ができる。最近は、公的な資格を持った運転指導員に決められた時間教習を受けなければ受験資格を取れない自治体も増えたと聞くが、日本の様に、若者の初任給の2か月分もの教習料をが必要なことを、それらの国の人たちに理解させる方が難しいだろう。箱庭の様な教習コースで、教習場の車を使って、高額の金額を取るビジネスをいつまで保護するのか、こんな経費と時間をかけなければ運転免許を取れない国はおそらく無いだろう。 殆どの若者が社会に出るとき運転免許を必要とする現代、国立(法人)大学の授業料に匹敵するような金額の教習料金を必要とする制度は公正であろうか。

車の安全運転は、道路状況や、天候、車の性能など、いろいろな条件の変化にいかに合理的に対応し適格な判断ができるかで、それを運転経験者に実施に習うことが大切である。箱庭でノロノロ運転、狭い場所に後ろ向きに車を入れる訓練など、現実とは程遠い仮想道路での訓練が、実際の道路でどれほど安全な走行に役立つだろうか。

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