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交通安全週間に思う 右折信号の安全性の研究

2007/09/25
8月24日に書いたように、日本の右折信号矢印が、なぜ直進信号の終了時に出るのか、もし直進信号が停止状態から進行に変わる直前に右折信号が出れば、対向側の車は停止しているので、右折中の事故の危険性は無いはずである。 
アメリカは、交通法規が州法であるから、いくつかの州や都市で、信号表示の方式が異なり、安全性の比較研究がしやすく、交差点における事故の様々な分析が行われ、それに基づいて、事故の確率を減らす道路管理方法が工夫されている。その原因としては、一般の運転者も色々な信号方式を体験し、その優劣が比較できることにもある。
その中で、PPLT(Protected/Permissive Left-Turn、日本の場合は右折) と言われる信号方式が推薦され、表示方式の研究が多く発表されている。
この方式の一例を、動画でで見ることができる。 URL: http://projects.kittelson.com/pplt/images/yel_solution.swf
 
日本の場合には、外国から出入する車がなく、中央集権で、事故が起きても運転者の過失として安易に処理されてしまうので、道路管理組織も事故に対する責任感がなく、科学的な研究の結果も実現化されていない。
相変わらず、交通安全週間の行事といえば、小学生や、安全協会のデモンストレーション、標語やのぼり、旗でなど、すべての事故は運転者の怠慢からと思い込ませることにあるようである。これらの行事の結果が事故防止にどの程度効果があったか、統計的なデータで検討した結果を見たことがない。よく警察などから発表される、昨年に比べて事故件数が多いか少ないかは、統計学的に分析された数値でない限り、少数例の統計で見られる偶然の増減と見るべきで、科学的には何の意味もなさない。
運転に必要な情報にならない、標語や、注意書き等の無原則な標識は、運転者の注意力を散漫にし、いらいらさせることにはならないだろうか。このことは、欧米で生活したことのある運転経験者の多くの人が感じている疑問である。
 
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