広島市道路交通局からの回答
2007/03/07
2月27日に書いた記事、「昼間点灯走行社会実験 広島市の場合」とほぼ同文の質問を2月28日に広島市の担当部局に出してみた。
その回答メールが3月6日に担当課長から署名入りで帰ってきた。
回答文は、他県民の1個人に対して、丁寧で事細かに解説されており、慎重な文面の回答と思った。27日のブログにも書いたように、報告Ⅰのアンケート調査とその結果は、回答の説明にもあるとおり誠実な価値のある報告と思う。
組織の責任者としての回答としてやむを得ないと思うが、アンケート調査の結果報告との認識がありながら、サブタイトル、実験前と実験後との事故の増減率にふれて書いた報告Ⅱは、役所の行った事業報告として入れざるを得なかったかとも思うが、残念である。
これは回答にあるように主として運送事業者に出したアンケートを集計したものであれば、「DRL実験による運送事業者の従業員の安全意識高揚に役立った効果」とでもすべきであろう。
他の機関の交通事故関係の報告書や論文を調べ、得た常識からすると、この報告書の分析結果は誤りと直感し、参考の表の増減率をよく検討しなくて、合計欄の総平均の算出方法を誤って解釈したのを指摘された。注意不足であり、反省すべき誤りであった。
これも勝手な憶測であるかも知れないが、一般的に言って、事業関係者の場合、監督官庁のアンケートの趣旨に沿うような回答が集まりやすくなることは自明で、参考の表はその現われのようにも見える。たとえば、昨年は事故を起こしたが、今年実験に参加した結果事故が無かったという回答は出易いと思う。
アメリカでは、DRLの効果は、焦点の近いダウンビームの白色ヘッドライトより、広角のアンバー色のターンシグナル電球の効果の方が大きく、省エネにも役立つ、LEDならば殆どエネルギーの増加には繋がらないとの研究がなされている。「昼間点灯走行で費やされるエネルギー」 2月26日のブログ。
広島は、マツダの車の生産地であり、マツダの米国仕様車はおそらくDRLライトは、エンジンスイッチ連動か、少なくともウィンドワイパーの電源とは連動しているはずだ。
行政の報告書には、あいまいな判断を避けるために、データの出所、参考文献、その統計処理方法などを注釈に表記し、明確化する方向に努力してもらいたいと思う。
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