コンテンツへスキップ

昼間点灯走行で費やされるエネルギー、放出されるCO2

2007/02/26
乗用車の昼間点灯走行(DRL)での交通事故死者の減少率は、欧米諸国では5%程度と予想しているのが大勢である。この効果は太陽高度に影響するので、緯度が低い(太陽高度が高い40度以下)の日本ではDRLの効果はもう少し低いと考えられる。
ヨーロッパでは、EU全域の推定値として、年間に25,000人の命がDRLによって救われるとの報告も見られる。
上記は、車対車の場合であるが、歩行者に対する事故死者の減少率は12%と推定されているので、対歩行者事故の確率が大きい日本の道路環境では、DRLの効果は大きいと思われる。
 
気になる、CO2放出の増加率であるが、
昼間点灯による燃料増加率は、ロービームのヘッドライトの場合、1.5%程度と見積もられている。アメリカで新車に装備され始めたターンシグナル用の電球による昼間走行灯であれば0.3%に抑えられると云う。この値は、一ヶ月500km昼間走行する人が、近くのコンビニに車で行く回数を月に一回節約する距離(1.5km)に相当する。
さらに、日本の得意である発光ダイオードを用いるライトにすることも提案されている。
 
そのほか、DLRにヘッドライトを使う場合の、ヘッドライトの寿命が短縮し交換する場合のコスト、事故の減少によるよる利益など金額に換算した損益の推定もなされている。
 
世界の自動車交通先進国では、このように、定量的な社会的損益の検討がされているのに、毒にも薬もならない警察庁交通局の報告書にどれだけの税金が浪費されたか、少し乱暴だがその一端を考えてみた。
昼間点灯評価員会の外部委員19名、1回の委員会の委員手当・交通費を一人5万円として95万円、委員会を2回開いたとして・・・
 
これらのデータは、前のブログに記した資料から拾ったものである。
 
No comments yet

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください