科学ジャーナリズム
2006/12/17
理系白書ブログ、毎日新聞科学環境部記者の主催するブログで、膨大なアクセス記録を誇るブログのこと。
最近のこのブログ記事に対して、私が数回コメントをしたが、それを見ていただいていた研究者の方からのコメントを拝見した。
詳細については、無断転載出来ないので、理系ブログの12月15日「南極講演会・ヤスです」のコメント(12月17日付け)を見てほしい。
現役の研究者の方に、しかも専門分野の異なる方のコメントの内容に感激した。
若い世代の方々について愚痴るのは老人の常で、あのコメントはその類かと気にしながら書いたものです。
科学ジャーナリズムが行う啓蒙活動、自然科学教育のあり方の討論、これは大切なことであるが、ともすれば理念や、成功の話に陥っている場合が多いように思う。
自然科学は人類が新しく獲得した文化であり、それに携わる大勢の研究者の積み重ねで発展してきたものであるが、自然科学の性格上、白黒がはっきりしていて、正しくない結果を生んだ業績は、知的作業としては評価出来るものであっても記録から消え、いわば、勝者のみの歴史ともいえる。
多くの破棄された知的努力の上に現在の科学の発展があることは、研究の体験を持たない人には理解できないのではないかという感じを受けた。
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