コンテンツへスキップ

大阪府知事に出した手紙

2005/07/19

先週のJR西日本の処分発表について意見を知りたいと思いメールした。

 

                                7月19日 2005

JR尼崎事故に想う

ロンドンの同期テロのニュースを見てJR尼崎事件の場面が脳裏にうかんだのは私だけではないと想います。事件後ロンドンでは市民や行政が一体となって喪に復した状況が見られたようです。

JR尼崎事件では、大阪市民や大阪に関係の深い市民の犠牲者が多かったと思いますが、市民としての連帯はあったのでしょうか。

 先週、JR西日本は組織内の処分を発表しましたが、組織の外から見れば、事の重大さを感じさせないあまりにも次元の異なった内容に唖然としました。組織内で競争をしている当事者にとっては大きな処分かもしれませんが、社会にとっては何の関係も無い処分内容で、現在のJR西日本の最高幹部の社会人としての狭量さを証明したようなものです。

 ニューヨーク・バルセロナ・今回のロンドン、テロに匹敵する悲劇のJR尼崎事故は、状況的に見て、運転手の確信的な犯罪行為や自殺行為ででも無く、また、予測不能な機器の欠陥でもない、原因は、JR西日本の組織的人事管理体制の欠陥と見るべきで、このことは、JR西日本自身、国土交通省に出した内容でも認めていることです。

 この点に関して、知事の立場からの市民に対するコメントはいかがでしょうか。

 今日の都市交通は、各種の交通機関が相互に密接に連携して機能しているのは言うまでもありません。そこで、市民の安全を守る方策の一つとして、航空管制のように一元的な公共の都市交通管制システムを構築し、合理的に運営することによって得られる利益は、それにかかる費用よりも大きいと思われます。もちろん、このシステムは、予想されるテロ行為などの災難時に、人的被害を最小限にとどめる対応にも有効に働くよう設計することは言うまでもありません。今回のような、交通事業者間の過度な競争を防ぐことも出来、都市安全に資するところは大きいと思います。もし、法的な困難さがあれば特区としていかがでしょうか。すでに研究段階に入っておられるかもしれませんが。

No comments yet

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください